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歩いて40分ほどかかったが、二階を貸し切り状態で用意していただいた、東和田のやきとり星夜にて、中嶋くん、イケダ、アオキ、ゲンタ、ルイちゃんらと、2割企画会議、8割忘年会という緩い宴にて、イケダの育てた旨い肉を喰って呑む。翌朝、久しぶりに二日酔い。このところMahaloばかり飲んでいるので、お〜いお茶を飲むと、重い味に閉口する。2000年熟成に感謝。やはり熱燗だけだといけない。グレープフルーツが必要か。最近徒歩が楽しい。
イケダより、キリさんからの勧誘を聞き、今からでも可能?と驚く。東京へ戻ってアマクリか。お供する時間を決めないとね。
約束の時間より少々早めに店に着いたので、傍の書店にて、The Secret Speech (グラーグ57) / Tom Rob Smith (1979~)上下を購入。冒頭の教会爆破を少し辿り、やはりこの作家は非凡と感心する。田口俊樹 (1950~)の翻訳も悪くない。
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coda / 99$
Yummy FTP / 28$ (2753 JPY) / Mac OS X 10.4 or later / Yummy Software


tsuinohateni.jpg荒木経惟 つひのはてに / Philippe Forest (1962~)
ー商品の説明ー
内容(「BOOK」データベースより)
日本人が、まだ知らないアラキ。31枚の写真をめぐる、31の物語。
出版社からのコメント
<日本人が、まだ知らないアラキ>
 日本のみならず、いまや世界的にその名を知られる天才写真家荒木経惟。本書は、フランスの小説家にして気鋭の批評家である著者が、膨大な作品の中から31点を選び、その一枚一枚から、荒木が生涯を賭して制作をつづける長大な「私小説」の一端を繙き、生と死、喪と欲望、哀しみ、そして溢れでる愛を読み解く、エッセイであり、また小説でもある。
 しかし著者は、写真家自身がその「私写真」や著作やインタビューによって、誰よりも雄弁に語る自伝的な物語を、単になぞるだけではない。荒木の作品をポップアート(ウォーホル)やネオレアリズモ(ロッセリーニ、デシーカ)などとも比較し、またロラン・バルト、バタイユ、ボードリヤールなど現代思想家たちによる「表象」についての考察を効果的に引きながら、荒木の作品を世界的な現代アートの流れのなかに明確に位置づけ、その才能と魅力を余すところなく伝えている。と同時に、日本古来からの日記・随筆など広義での「私小説」の系譜に荒木を据え、大江健三郎などとも並べて日本文学の文脈でも論じている。まちがいなく、新しい荒木像がここにある。ーamazonより抜粋

う〜ん。ちと微妙。とアマクリせず。書店にて立ち読みしてから購入を決定することにしよ。