ピノッキオの床

山間での抽象水平面から喚起された思想継続として、春の風がうなって樹々が大きく左右に揺れるのを眺めつつ湯槽の中業務開発も含めたトータルなビジョンが明晰になる。

セザールの圧縮廃材の隙間に白く余白を埋めるという断片。
床は地として。
単独(自立)の夫々が検証というみつめの地平で併置化される。
女の髪の毛の色。足跡。残留物。さっきまでのあのひとの気配。動物の。排泄のかたち。
統合整合を拒否する併置とは、つまり恣意ではあるが、ピノッキオという修復中という保留態度を明快にする。

2007年制作のソル・ルイット1969ドローイングオマージュからの5年間の文脈をピノッキオの床にて結ぶことになるだろう。