物語の大小

耳を預ける語りの筋の奇想天外を今か今かと待っている心地は雛形としてある。これは知らぬうちに育てられた。そして、早くから首を傾げた。

どうしようもない些末な物語のだが詳細を未だに知らない不安があって、偶然と唐突が劇的なアドレナリン放出を促すアミューズメンタルな瞬間を凌駕するそれとなる年齢になったか。否、これは認識だ。

種を明かせば繰り返すことも無い手品のような浅薄の現れのどこがわたしにとって大切なのか。たかが知れたこと、あるいはそちらのこと。と線を引いて放りやり、抱きしめるものは血縁の他は何なのか。

普遍の小さな物語のディティールに於いて、変わらず流れる川面を眺める不遜の浅はかを加えて、その不足を選ぶ理由はある。