南へ
ビクトル・エリセのエル・スール「南へ」を観る。8mm のビデオテープにダヴィングして、一体何度眺めただろう。自身のリアリティーが失せて、体感も萎え、躰そのものが余計と感じられた時に度々みたように思う。物語は静かに語られ、ぼくだけにむかって開かれていく錯覚に任せ、虚構の少女が再び差異を与える。 |
ビクトル・エリセのエル・スール「南へ」を観る。8mm のビデオテープにダヴィングして、一体何度眺めただろう。自身のリアリティーが失せて、体感も萎え、躰そのものが余計と感じられた時に度々みたように思う。物語は静かに語られ、ぼくだけにむかって開かれていく錯覚に任せ、虚構の少女が再び差異を与える。 |