システム

つくる時、つくられたモノがはたして自立するのかを判断しなくては、前に進めないというのがむつかしい。こちらの意欲や眼差しの衰えがあるとして、そういったことを理由に作品の「作品」という言葉への依存を100%にしてしまうと、いつか吐気の気分にすべてを喪失する可能性がある。立ち戻れる制作とは、だから人生ではなくて、システムだ。