HaruboとHINOKIOを観に行こうかとサイトを眺めて、テーマソングををうたうYuiに気づき、以前Rinaが、iPod_Shuffflに入れてあったFeel My Soulをゆっくり聴いてみて、伸びやかな声と詩に感心する。最近、束縛から離れた自由が滲み出る魂に感心ばかりしている。十年ほど前から顕著になった、プロデュースを表に出すという手法は、操り手(プロデューサー)が、個人をモノ扱いする横暴さが目につき鼻につき、こちらの日々の裏方仕事とも若干重なり、いかに固有な自由を、締め付けの無い環境で展開させるか苦悩しているので、管理的なプロダクト(流通至上主義)で覆われ罅割れ乾いた表象を、苦もなく突き抜ける勢いで光に向く植物の芽のような「声」に出会えるのは、本物のアートとの出会いと同様、気持ちのよいものだ。ホルベインから、The Scholar 20 Perspective : 2005 ホルベインスカラシップ第18回奨学者のカタログが届き、これも、「声」が溢れていた。
成熟した筈の人間たちが織り込んだ関係性の醜さと間違いあるいは悪意のようなもの(談合・数の論理・利己的な保守)ばかりが問題になる昨今、率直な印象を真っすぐに顕すという、在りし日には必ず身体を吹き抜けた意識をこそ成熟させるべきが大人というものと痛切に思う。
PS2薄型セラミックホワイト : 小型なのはいいが、電源のメインスイッチが無いのは疑問。 /Lord Loss : Darren Shan : haruboがあっさりと読破。怖いよ〜と一言感想を漏らす。/