dangraham.jpgダン・グレアムによるダン・グレアム」/会期: 2003年12月2日(火)~2004年2月1日(日)/於:千葉市美術館/開館時間: 10:00−18:00 毎週金曜は20:00まで(入館受付は閉館の30分前まで)/毎週月曜日休館(祝日は開館、翌火曜日は休館)/入館料: 一般1,000円 大高生700円 小中生300円 (団体・前売りは2割引)/「講演会」ダン・グレアム講演会/12月6日(土) 午後2時
講師 ダン・グレアム  通訳 木幡和枝(東京藝術大学先端芸術表現科教授)/会場 千葉市美術館11階講堂  入場無料、先着順に150名まで受付
期末試験の終わった長女を労うために、バイオハザードをレンタルして観る。作品へのコメントは特になし。バイオハザードの一番最初のゲームをしたくなった程度。AGFAの現像が、近所ではできないことが判明。


1965年にアーティストとして活動を開始。グレアムは、60年代中頃、コンセプチュアル・アートの先駆けとなる言語や図表を用いた作品を、雑誌等の印刷メディアに発表。多くのアーティストたちがパフォーマンスやランド・アートの作品をフィルムやビデオに記録していた70年代、彼はそれらを単に記録媒体として用いるのではなく、鏡とビデオモニターと組み合わせることで、独特の視覚体験をもたらすインスタレーションを生み出す。このインスタレーションは、彼の建築に対する関心と一体化し、80年代初頭、「パヴィリオン/彫刻」という独自の作品形式へと発展した。ミニマル彫刻として外部から鑑賞できるだけでなく、建物として内部に入ることも出来る。これらのガラスの家(パヴィリオン)は、光の状態次第で透明にも鏡面状にもなるハーフミラーの働きにより、実に多彩で豊かな表情を持つ。
「ダン・グレアムによるダン・グレアム」は、そのタイトルが示すとおり、作家自身の意向が強く反映され、最初期の作品から新作に至る、作家40年の歩みが一望できる。本展覧会のために新たに制作された2つのパヴィリオンも展示。(千葉市美術館案内より抜粋)