stonecold.jpgThe Hitcher (1986), Highwaymen (2003) 監督のRobert Harmonが気になり、2006年よりTVシリーズ”Jesse Stone”が決まった、Stone Cold (2005) (CBS:TV) DVDを観ると、成程、奇跡的な脚本・カメラ・俳優・監督の出会いが伺える秀作で、評価の高さも理解できる。カメラマンだったので、色彩にはこだわったというRobert Harmonの力量を感じる。原作のRobert B. Parker(1932~)は、大御所だが、1997より書き下ろされたジェッシイ・ストーン・シリーズは、ハヤカワ・ノヴェルズで読む事ができる。sign-g.jpgJesse Stone: Sea Change. Death in Paradise.Thin Ice (2008) (TV)とシリーズ化。製作総指揮・主役を演じるTom Selleck(1945~)も、これまでの濃いアメリカを抑制しており、設定の凡庸さが良い。
Robert Harmonは、登場人物の思考を、脚本・演出から、観客に、実に上手に寡黙に共有させる。sign-g.jpgJeff Beal(1963~)のサウンドトラックも控えめだが効果的であり印象的。そういえば、最近また繰り返し眺めたBlack Hawk Down(2001)/Ridley Scot(1937~)のサウンドトラック(Hans Zimmer:1957~)には辟易した。ある意味で最低。彼らの仕事の文脈を調べてみると、傾向の違いに納得。そんな流れで、stay(2005)のオリジナルサウンドトラックを担当したTom Scott / sign-g.jpgAsche & Spencerの仕事を拝見し、WAR / DANCEHに感銘する。


地下鉄で、蓮實重彦の継続。以下抜粋

フランス語ならディスクールとして言表された命題を一つの言語のつらなり、一連の音のかたちで聞きとることからすべてがはじまるというべきだろう。そのとき、単語と呼ばれるものはほとんど存在しておらず、異なる機能によって分節化されうる単位として識別され、品詞の分類も、意味の決定も、言説の構文が反映している論理の秩序=語順に従属するものであろう。人が口にするのは、幾つかの品詞でも単語でもなく、命題=節としてある一つの言説なのである。これはすでに何度か触れた問題だが、フランス語とは、まず何よりも音声の連鎖としてあるもので、単語の識別を容易にする文字の綴りは、その音声を表記する二義的な手段でしかない。(中略)
文字そのものから、音声を介さずに言葉を思考すること。いま、西欧はその事実の革新的意義に気づきはじめている。
ー(明晰性の神話/反=日本語論/蓮實重彦)


OCEAN FIRE / WILLITS+SAKAMOTO iTunes Storeにてダウンロード。
感情的に楽曲が、自身の”memories”と重なる部分があり、「温暖化が進む現代社会において、その影響は世界の海、そしてそこに住む生物たちが危機的状況に陥っていることを示している」というタイトルから、世界対峙の態度に共感する。
ヒットチャートに登って売れるものではないだろうこうした創作には、現在を記憶化させるダイレクトな想起力が漲っており、息の長い人類の遺産となりえる。
sign-g.jpgChristopher Willits
Oblivion With Bells / Underworld は視聴して、アルバムに脆弱感があったので、がっかりしつつ、To Heal,Cuddle Bunny vs the Celtic Villagesの2曲のみダウンロード。
サラウンド環境の音場詳細を体感しつつ”memories”再リミックスを確定する為と、業務形態がプロダクトターゲットと一致する(電話・その他の環境音の確認可能)こともあり、加えて酷使してきた”ATH-A900LTD”/audio-technicaが壊れつつある為、ヘッドフォンではない「パーソナルフィールドスピーカー」SONY PFR-V1を注文。同時にsign-g.jpgBOSE M2が11月発売予約を開始しているが、ファストコンセプトプロダクトのM3をBOSEオンラインショップにて注文。販売用CD制作のPC音響環境を若干強化する。
膨大な映像業務が膨れつつあるので、sign-g.jpg250GBHD(HD-HS250U2: USB2.0.TurboUSB)も注文。
Witness (1985)が見事だった、Peter Weir(1944~)のFEARLESS(1993)DVDを注文。Witnessのサウンドトラックも印象的だったことを憶い出す。original music by Maurice Jarre(1924~)
Master and Commander: The Far Side of the World (2003) は、見送る。
Shadow Divers (2009) 、Pattern Recognition (2008)