倫理とコンセンサスを巡る思考を辿った朝に、何も思わずに丸い葉を探して手にいれたばかりの小さな葉だけの草木鉢に水をやり、その姿勢のままの時間で行うことが、つまり生存の条件として、生半であったものが少々腑に融ける位になったか。