深夜から朝まで眠れずにBBC world newsを観て朝からは信濃川河口を歩いたから、妙高で突然襲った眠気に逆らう事をやめ運転を代わってもらい、戻ってからデータバックアップしただけで翌朝まで身体が痛くなるほど眠った。本日は母親のポリープ摘出手術の日で、昨夜から薬を飲んで若干怯えたような神妙な顔つきの母親を病院へ送り出す。父親が付添い、夕方家族で術後、見舞いをすることにする。
一昨日カリフォルニアへのホームステイから、トランジットで韓国にて一泊し新潟空港へ帰国した姪のちいちゃんの出迎えに次女とお供し、新潟のホテル日航に宿泊。眠れなかったのは泊まった部屋が23Fにて見晴らしが抜群だったせいもある。行きは待望の信濃川沿いを飯山線と並行して走り、津南で寄り道(竜ヶ窪・ニュー・グリーンピア津南)などして新潟の豊穣な色彩を満喫する。個人的には高速の両側に広がる広大な稲田の光景にひたすら恐れ入る。
母親の無事手術終成功(*摘出細胞の検査には時間がかかるとのこと)を喜び、疲労した父親を家に寝かせて、自然食バイキングのミール・マーマにて皆で夕食。その後、医局で30位まで野球をやっていたという秀ちゃんに付き合ってもらい、閉店時間間際のゼビオにて再度グローブを探すと、丁度値引きセールの品が並んでおり、手の届く安い軟式グローブをゲット。固い革を左手に馴染ませる為、手のひらが赤くなるまで、球を投げ込みぱんぱんと音を出していると、ひどく懐かしい身体性とカラダのどこかに仕舞われていたような、グローブの中で握りを確かめる仕草の癖や、高い飛球を待つ眩しさなどが、どどっと蘇り、更に続けて、調子に乗り音を出すのだった。これで、野球チームの結成が約束されたようなものだ。