ワインが身体の中でまだぴちゃぴちゃ音がするよな二日酔いの身体で、クッキーのお散歩用具などのショッピングにつき合ってからお茶の水に移動。下倉楽器では、八王子と大宮でしかボーンのレッスンコースを開いていないというので、ネットであれこれ探す。個人レッスンでは、グループ演奏の楽しみがないので、発表会やセッション可能なところを探す。高校には吹奏楽がないのでマーチングでしかボーンができない。マーチングではブーツを買ったり、全国大会に出たりと酷く大変な部活動らしいので、はるぼうは軽音サークルに所属し、ギターかドラムをやって、ボーンは習い事で続けたいと希望を打ち出した。一度は姉のラクロスをやろうかとも考えたらしいが、踏みとどまってやはりトロンボーンをゆっくりじっくり続けたいと決めた。
父親は了解とレッスンコースをあれこれ比較しながら、俺もやりたいなと邪な気持ちが膨れる。コントラバズやればと娘に簡単に云われ、早稲田のジャズサークルでウッドベースをやっていたヤマダを浮かべ、いいなあと唇が歪んだが、そんな余裕は金銭的にも時間的にも今はないぜよ。正気に戻った。
オベーションとアンプと機器を3つにまとめて集荷を依頼。今回は1DsMarkIIIとレンズ各種をバックパッキング する。 Voigtländer Ultron F2 40mm SL II Aspherical Ai-sと、Makro Planar T* 2/100mmにてリサーチ撮影の予定を立て、進行中の企画案件の移動に伴うデータ持ち出し準備などして、業務を片付け、オフィスの掃除。なんだかんだとこの気象のうねりに同調するようにここ3ヶ月の間、机上の仕事に没頭しすぎていると、週末のスペインクラブで、フィジカルを取り戻すことを決めたばかりであったので、ある程度、いや徹底的にと、簡単な整理整頓のつもりが、大袈裟な作業になった。
SR直そうかな。
歌劇トスカを観たあとだったせいもあるかしら。たまたま録画していたNHKの「チェイス-国税査察官-」1話,2話を観るが、脚本(坂元裕二(1967~))が酷い。酷い台詞をいわされている俳優がアホにみえる。なんだこれ。これじゃあジャッキー・チェンと同じ。大人の仕事じゃないわ。誰かなんか文句云わないのかね。aniota の弊害か。100年前のルイージ・イッリカとジュゼッペ・ジャコーザの台本のほうが、未来感に溢れて舞台抽象を土台にした現実感がある。NHK金かけてなにやってんのよ。茶番なので予約録画を取り消す。気分がげんなりしたが、読みはじめたラスト・チャイルド(上) / ジョン・ハートを、1ページ辿って健やかな気持ちになる。あまりに理知的で瑞々しいので、凹んだ気分を修復できた。この国、だんだん幼稚になっていって大丈夫かおい。