夕食の後零時まで仕事をして、帰宅時に借りたブエノスアイレスの夜を観る。
途中takenouchiがメッセで、それ観ましたがいまいちでしたと、横やりが入ったが、こちらとしては、よいものとして享受吸収。凡庸な悲劇だが、俳優がとてもよい。最近見続けているGael Garcia Bernal主演だが、親近相姦の母親役のCecilia Rothも素晴らしい。Takenouchiにはあと20年位成熟してもらわないと、このリアリティーはわからんだろう。
こうしたテーマの、リアルな邦画が無いというのも、この国の知性のレベルが大人に成っていないとう証拠か。お涙ちょうだいな設定や、大袈裟なドラマが多すぎる。
最近全体がアミューズメンタルな娯楽に牽引されすぎていないか?少々不安になる。
どこにでもある、唐突で且つ凡庸な世界を描写することを忘れないでもらいたいと切に願う。
レンタルDVDの冒頭に挿入されている予告編が10編もあって、メニューがつかえないというのは、悪しきプロダクト。VHSじゃないのだからなんとかしてもらいたい。これではまるで作品を繰り返して観ないということを前提に作られている。腹を立てながら、その中にあった「タナカヒロシのすべて」の予告を観て、鳥肌実が普通の俳優をしているので、重ねて落胆する。ちなみに、発行元はGENEON Entertainment。予告編のやたらに入っていた作品はUボート最後の決断。
Ikedaに曲名を伝える為に、CDストックラックの中を探して、R.SakamotoのBallet Mecaniqueをようやく、Media Bahn Liveの中に見つけ、Neo Geoと共に端末のライブラリーに取り込む。懐かしいホリーコールもついでに取り込む。曲を聴き始めると眠れなくなり、挙げ句、Edwin Van Der Heideのサイトが移動されていたので眺める。とても明晰。
朝から学校があるのだが、現在5時30分。これから風呂に入る。冷たい雨が降っているので、涼しい。眠ってしまうととてもマズいので、アラームをセットして、風呂上がりは、東京スタディーズの続きを読むことに決定。
流石に睡眠不足が祟り、帰宅後就寝。夕方から、寝ぼけた頭でThe Bourne Supremacyを観る。フットワークの良いカメラワークと、ヨーロッパロケーションが美しいが、観終わって何も残らない。