THE MOTORCYCLE DIARIESが借りられていたので、同じウォルター・サレス監督作品の、主人公がGentaと似ている、Behind The Sun / 2001 を観る。音楽がとても印象的。映像も脚本も品がある。
amazonから、 “呼吸” /Lily Chou-Chouが届く。UAとばかり勘違いしていた。とても良い。
先日のフィルムを現像に出して、再びAGFA/ISO200 35mmをCONTAX G1に挿入。レンズを45mmに戻して、撮影開始。絞りと描写の関係をチェックするため。


石井聰亙の五条霊戦記(2000)が既に5年前という古さを、キャストなどの面影に見る。この監督はもう少し娯楽に流されない本格的な時代ものを構築できると思っていたが。やや、不満。
THE MOTORCYCLE DIARIES / は、DVD購入決定。素晴らしい作品。久しぶりに眺めが深く集中する。音楽も非常に良い。ウォルター・サレスただものではなかった。制作の手法が、丁寧でダイナミック。監督の人間性の豊かさをあますところなく作品化されている。バイク修理に出したくなる。
Monsterを観るが、まともにコメントできない。受賞もある作品だが、この監督の意図が陳腐に感じる。欠陥、崩壊、喪失がそれなりの状況で正当化される物語が実話だとしても、実話のリアリティーが歪んでいるように思える。哀しすぎて不快といえば擁護することになるのだろうか? 否、この作品は、擁護する気になれない。